法定/仮想通貨対応の「AMLion(アムリオン)」を販売開始

株式会社DTS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西田公一)は、マネー・ローンダリング(資金洗浄)対策における国際協調を推進するために設立された政府間機関「FATF※1」の第4次対日審査※2の基準に対応したマネー・ローンダリング対策製品「AMLion(アムリオン)」を11月27日より販売開始します。
近年、マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策に関する取り組みは、急速に整備が進められています。日本でもFATFによる第4次対日審査に備え、各金融機関の取り組みが注目されています。また、金融業界ではFinTech技術を活用した仮想通貨に対する取り組みが推進されている中、仮想通貨交換所においてもマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策が急務となっております。
これらの市場ニーズに応えるため、DTSは、法定通貨及び仮想通貨の口座開設・利用に対して、AIを活用した高度なKYC※3(顧客確認)により厳格な顧客管理を実現し、過去の取引や各金融機関に蓄積された独自ルールに基づいて顧客単位で“疑わしい取引”を検出できるAMLionを開発いたしました。
DTSは、今後も金融機関のニーズにお応えする製品・ソリューションをご提供いたします。

※1 FATF(ファトフ:Financial Action Task Force):金融活動作業部会。
※2 FATF 第4次対日審査: 2013 年開始。米国、スイス、シンガポールほか既に 10 か国以上が終了しており、日本への審査は 2019 年秋に実施される予定。 ①リスクベースアプローチ、②テロ及びテロ資金供与に関する対象を特定した経済制裁、③顧客管理、④コルレス取引等の項目で国が評価される。
※3 KYC(Know Your Customer):新規口座開設時などに銀行から求められる顧客確認手続きの総称。