[SAP社との共同リリース]電設資材専門商社の大手、新明電材株式会社がSAP S/4HANA®の採用を決定

SAP ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:福田 譲、以下:SAP ジャパン)と株式会社 DTS(本社:東京都中央区、代表取締役社長:西田 公一、以下:DTS)は、新明電材株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役社長:加藤 剛康、以下:新明電材)が、SAP の次世代 ERP スイートの最新版「SAP S/4HANA®」(エスエーピー・エスフォーハナ)の採用を決定し、2019 年 6 月より導入プロジェクトを開始していることを発表しました。DTS が、プロジェクトの管理運営全般、新業務設計からテンプレート(※1)を活用したシステム構築、及び稼働後の運用保守を実施します。
新明電材は、1959 年 11 月に創業された電設資材の専門商社です。『あなたの町の電材屋』として、「常に最新の商品を、どこよりも安く、どこよりも早く笑顔でお客様のもとへ届けること」を企業使命として、60 年以上の歴史を積み重ねてきました。
同社では、長年スクラッチで開発された基幹システムを運用してきましたが、属人的なシステム運用からの脱却、更なる現場対応力の強化、組織体制の整備などに対応できる次期経営基幹システムとして、SAP S/4HANA の採用を決定しました。
変化の激しいビジネス環境を下支えする IT 基盤は柔軟性が欠かせないことから、スクラッチによる構築案は初期段階で検討から外し、アドオン開発が少なく維持・運用性を重視したパッケージを前提に比較検討を行いました。その結果、主に下記の点をご評価いただき、SAP S/4HANA の採用に
至りました。
・多様な業界やあらゆる企業における実績
・事業拡大や組織変更に対応できる拡張性・変化対応力
・耐監査性を強化する統制機能
・複数事業の経営状況を迅速に把握し経営判断できる仕組み
・将来的に海外事業展開する際にも対応できる機能
また今回、商社や卸売業向けの豊富な業務知見に加え、SAP 導入に限らず多くのプロジェクト実績をご評価いただいた DTS が導入パートナーとしてプロジェクトを進めております。
以上

※1 業種・業界ごとの「ベストプラクティス(最適化された業務プロセス)」が既にプリセットされた状態のもの。テンプレートを活用することにより、導入工数の削減やプロジェクトリスクの低減が可能。