Senior interview
次なる技術、次なる提案、そして次なる価値へ。
「このプロジェクトに参加して良かった」
メンバー全員にスポットライトが当たり、
誰もが主役になれる
働きがいのある職場づくり
O・H
/担当課長
外資系生命保険会社の開発案件に携わっています。この案件は、2004年に私を含めたメンバー2人の参画からスタートしました。当初は二次請けでしたが、2010年にお客さまの要望で直接契約となり、20人体制に。その後2012年にお客さまが合併した際に、さらにお付き合いが広がり、現在では中国のオフショアを含めて、66人(BP含む)体制にまで拡大しました。
規模は大きくなりましたが、お客さま先と持ち帰り開発の大門開発センタと拠点が二つに分かれ、メンバー間に温度差が生まれてしまいました。お客さま先から離れた持ち帰りのメンバーがどうしても補助的な業務を担うようになってしまったのです。その結果、常に全員の様子を見ていたわけではありませんでしたが大門開発センタのオフィスは活気がなくなり、状況の改善が急務となっていました。
この課題を解決するために、お客さまのご要望に対してすぐ対応できる体制を改めて整備し、メンバー全員が大門開発センタで持ち帰りの開発ができるようにしました。まず、社内でメンバー内のスキルの伝達やコミュニケーションの活性化を行い、次にお客さまとの打ち合わせの際は、顔の知れた元常駐のメンバーが訪問するのではなくローテーションを組み打ち合わせに参加させ、全メンバーがお客さまの声を直接聞けるようにしました。お客さまの懸念事項でもあった人材育成ができるメリットをお伝えし、1年がかりでこの体制を整えていきました。
この件に関わらず、「このプロジェクトに参加して良かった」と感じてもらえるような、働きがいのある職場づくりをするのが担当課長の仕事だと思っています。メンバー全員にスポットライトが当たり、全員主役になることで、どんどん成長してほしいですね。
これまでの実績が評価され、お客さまのグループ企業である生命保険会社にも進出することができました。お客さまの持っている課題や要望に対して、難しいものであってもできないと否定するのではなく、チームとしてやれる手段を一緒に考えるという姿勢が認められたのだと思います。今後は、今まで保険業界で蓄積した知見やノウハウを生かして、同顧客グループ内でのDTSの領域拡大を目指していきたいと考えています。
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