マイクロファイナンス向けITソリューションの提供
グループ会社のNelitoは、2015年からマイクロファイナンス向けITソリューションの提供を行っています。Nelitoは、インドだけでなくネパール、ミャンマー、カンボジアにも同ソリューションを提供しています。マイクロファイナンスは社会の貧困層に自立的な生活の手段を提供し、国際社会の発展につながるもので、同ソリューションは、SDGsの17個の目標のうち、1、5、8、9の目標に直接的に貢献します。
Nelitoマイクロファイナンス向けITソリューションの国別導入実績(2018年4月以降)
マイクロファイナンスとは、貧困層を対象にした少額融資・貯蓄などの小口金融サービスの総称です。発展途上国では、企業の雇用機会が少ないため生活は不安定で、人々は事業を行うための資金に乏しく、また将来の蓄えのための預金口座や保険サービスなどの金融サービスも利用できません。そのため、この金融サービスを通じて貧しい人々が経済的な自立を実現し、貧困から脱出することを目指しています。
貧困層向けの少額融資は、1件あたり日本円で約3万~4万5千円と小規模で、農村部の借り手が中心です。少額融資は、金融機関にとっては融資にかかるコストの方が大きいことから、ビジネスとしては難しいと言われてきました。しかし、Nelitoが提供するFinCraft製品群のマイクロファイナンス向けITソリューション※は、スマホアプリを活用するなど低コストで簡易な融資業務を実現し、お客さま(小規模金融機関)の悩みにお応えします。