Senior interview
次なる技術、次なる提案、そして次なる価値へ。
変化が加速する金融業界で
「安心・安全・安定」を守りながら
攻めの姿勢で最先端技術を提案
I・A
/プロジェクトリーダ
入社以降、某銀行のシステム開発・保守を手掛けています。また金融事業本部のFinTechプロジェクトにも参加し、最先端技術の研究、開発、提案を行っています。
銀行のシステムは正確さが問われるため、最新技術の導入にはかなり慎重です。業界内でも先進技術の導入に積極的なその銀行でも、他業界で実際に使われて安全性が確認できているものでないと、なかなか導入に踏み切りません。そんな内情がありますが、お客さまにメリットがあると思えば積極的に提案するようにしています。例えば、紙に手書きで行われていた作業を電子化し自動化するシステムをお客さまに提案。銀行ではまだ紙での手続きが多く、書類の長期的に保管の必要もあったためニーズがあることは明確なので、品質をいかに担保し、実証実験を繰り返すことで精度を上げていけるかが、お客さまに受け入れてもらう鍵だと思っています。
システム開発をする際に心掛けているのは、必要に応じて柔軟に変更できる『容易性の高いシステムにすること』、一つ一つの作業の目的を明確にして『生産性を向上させること』、安心・安全・安定を備えた『高品質を実現すること』です。特にお客さまである銀行は、社会インフラを担うシステムとして、99点では許されず、常に100点が求められます。そのためお客さまのスローガンでもある「安心・安全・安定」の譲れない一線を保った品質を提供することを念頭においています。
プロジェクトとしては、メンバーが「どうなりたいか」を考え、現状維持ではなくプラスαのチャレンジができるような環境づくりに力を入れています。メンバーには、組織としても、個人としても、成長してほしいと考えています。
新しい技術には常にアンテナを張っていたいので、FinTechプロジェクト以外にも、JGS(Japan Guide Share:日本GUIDE/SHARE)や社内のIoTワーキンググループなどにも参加しています。JGSはさまざまな会社から技術者が集まる勉強会ことで、月1~2回程度グループごとに集まって情報交換や研究を行い、グループで論文を発表したりしています。
IT業界は本当に進歩が速いので、トレンドに乗り遅れないために常に最先端の技術を追っていかなればいけません。金融業界の変化も今後加速してくると実感しているので、お客さまの1歩先を行くソリューションや技術を提案し、ニーズを先取りできるような組織になりたいですね。またその組織で先頭に立てる人材になれるよう、仕事を通じて自分の価値を高めていきたいです。
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